所有者の確認

登記簿を取得したら、まずは現在の所有者を確認します。

登記簿は上から表題部、甲区、乙区の順に並んでいます。
所有者が書いてあるのは甲区です。
単独所有の場合には、甲区の最終欄を見れば良い事が多いです。
こればっかりは文章で伝えにくいので、ややこしい場合は書籍を参照するか、法務局で聞いてみます。
もちろん司法書士に頼むという選択肢もあります。

注目すべきは所有者とその住所です。
この住所が古いと困難な事例になります。
上申書が必要なケースがあります。

また、所有者が今回なくなった人より前の世代の人の場合が有ります。
今回なくなったのは祖父で、名義は曽祖父といった具合です。
この場合は数次相続といってやや特殊パターンになります。

住所が比較的新しく、所有者も被相続人単独名義であれば自分でできる可能性が高いです。
頑張りましょう。